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第8回Harvest南大阪支部@府立夕陽丘高校のお知らせです。春爛漫の上町台地へようこそ! 今回は「とりもどそう、まなびのワンダーランド」と銘打って、幸せを追求するお二方の先生にご発表いただきます。「学校」ってどんなところ? 「まなび」ってどんな状態? 「まなび」や「学校」に集う人たちって、どんな人たちで、なぜそこにいる? そんな素朴な疑問をみんなで考え、参会者の交流を通じ、みんなで幸せになれるセカイをつくっていきましょう。
テーマ:
『とりもどそう、まなびのワンダーランド』
発表者:
谷野 圭亮 大阪公立大学工業高等専門学校
信田 清志 岬町立岬中学校
【日時】2023年4月15日(土)13時半~17時
【会場】大阪府立夕陽丘高等学校
大阪市天王寺区北山町10-10
【プログラム】時間や内容は変更になる恐れがあります
進行:事務局 石川理絵(大阪暁光高等学校)
13:30 ~ 13:35 開会
開会挨拶:支部長 松村淳一(大阪府立夕陽丘高等学校)
13:35 ~ 14:05 発表1
谷野 圭亮 大阪公立大学工業高等専門学校/Harvest 南大阪支部事務局
『高専の働き方から考える教員のQOL』
古今東西様々な“学校”がある。多くの場合、小学校・中学校・高等学校・大学がイメージされるだろう。しかし、一部の県を除いて多くの都道府県には高等専門学校(高専)が設置されている。高等専門学校は中学校卒業後に入学し、5ヵ年教育を経て卒業後に準学士の称号を得る。そこでは学習者は「生徒」ではなく「学生」であり、多くの面で大学生と同じ程度の「自律(立)」が求められる。教員もまた、採用の条件に教員免許が必要とされず、工学を中心としたそれぞれの分野のエキスパートが集められている。発表者は、大学生のころに高等学校の教諭を志して大学院へ進学したが、いろいろあって高専へ着任した。教科内容は高校生から大学生向けであり、担任する学生も高校生の年齢である場合が多い。しかしながら、高専の教員は多くの高校教諭と比較するといい意味で “楽” であり、大学教員と比べると学生との距離も“近い”。この発表では、ある意味レアな環境で教育実践をしている発表者が実践する英語の授業例と学校の教員の持続可能な働き方について議論したい。
14:05 ~ 14:25 グループディスカッション1
14:25 ~ 14:35 休憩
14:35 ~ 15:05 発表2
信田 清志 岬町立岬中学校/Harvest 顧問
『大阪府最南端に独自の文化をもつ公立中学校があるらしい? 噂の公立中学校の様子を少しだけ聞いてみない…?』
大阪府最南端にある岬中学校ではこれまで30年間「生徒主体」の学校教育を実践し独自の学校文化が根付いてるそうです。一体、何をどのように取り組んでいるのか、その一端を校長先生から直接聞いてみませんか?もしかしたらいろいろな学校で活用できる文化のタネがそこにはあるかもしれません。
15:05 ~ 15:25 グループディスカッション2
15:25 ~ 15:50 質疑応答を含む発表者によるパネルディスカッション
15:50 ~ 15:55 発表者挨拶・事務局連絡および閉会
・お申し込みにはプライバシーポリシーへの同意が必要です。
☆教員だけでなく、どなたでもご参加できます。
★当日の参加不参加に関わらず、申込者には記録動画が共有されます。
※オンライン参加の皆さんは、当日リアルタイム配信および、ブレイクアウトルームでのグループ討議を予定しております。
状況によりオンライン参加のみになる場合がございます、あらかじめご了承ください。
【発表者紹介】
谷野 圭亮 大阪公立大学工業高等専門学校
立命館大学文学部卒業(英米文学専攻)、大阪教育大学教育学研究科英語教育専攻修了(英語教育専攻)、学生時代の塾でのアルバイト経験と修士課程中の某私立中学校での非常勤講師経験から教科教育に興味を持ち、修士課程修了後大阪府立大学(現大阪公立大学)工業高等専門学校 専任講師 として現在に至る。大阪府立大学人間社会システム科学研究科(博士後期課程)に社会人学生として在籍中。研究分野は “L2モチベーション”、“学習法略を用いた支援”, “CLIL”。職場での分掌は学生副主事、ハンドボール部主顧問、土に親しむ会主顧問、サイクリング部副顧問と器用貧乏状態。日本テキーラ協会認定 テキーラマエストロ。
信田 清志 岬町立岬中学校 校長
1996年より11年間、私立高校・公立中学校などで英語教員としての教育実践を積むとともに、教育研究会(英語授業研究会)でも実践報告を多数行った。また、教員としては2006年に関西テレビ「ニュース・アンカー」の密着取材を受けるなどマスコミにも実践を取り上げられた。
2008年4月より大阪府教育委員会事務局(現大阪府教育庁)指導主事。2015年4月より大阪阪府教育センター指導主事として着任。2017年より同主任(及び総括)指導主事として勤務。2020年度まで13年の間、指導主事として教育行政に携わった。
指導主事時代には、着任早々に英語のモデルとなる授業を実践し、その様子を映像配信した指導主事として読売新聞や産経新聞、NHKニュースに取り上げられた。また、英語担当者として行政施策の企画立案や府内の小・中学校教員を対象とした教職員研修、研究授業等での指導助言をのべ120回以上行った。
なお、2007年度より実施されている文部科学省主催の全国学力・学習状況調査で大阪府の中学生が教科として全国平均を上回ったのは、2019年に実施された外国語(英語)のみである。
2012年にはBritish Councilからの派遣としてGlasgowで開催されたiateflへの参加派遣、2018年には米国国務省招聘プログラムInternational Visitor Leadership Program (American Language and Multi-Cultural Diversity) への参加派遣もされ、米国大使館主催のセミナーでも講師を務めた。
2021 年度より、教員生活の故郷でもある岬町立岬中学校へ学校長として着任。府内でも最も若手の学校長として、現在、学校づくりに情熱を注いでいる。
【主な資格等】
関西大学大学院外国語教育学研究科修了 修士(外国語教育学)。
大阪府中学校英語教育研究会 会長
英語授業研究会 全国理事
全日本剣道連盟 弐段
全日本柔道連盟(講道館) 初段
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