15 | 三省堂 | 文国 703 | A5判・464ページ |
編修趣意書 | PDF (2MB) | |
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年間学習指導計画作成のための資料 | PDF (752KB) | Word (67KB) |
検討の観点と内容の特色 | PDF (201KB) | Word (24KB) |
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単元 | 作品名 | 著者 |
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巻頭詩 | 最初の質問 | 詩・長田弘 絵・いせひでこ |
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単元 | 作品名 | 著者 |
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1 発想と感覚 〈文学の言葉を感じ取る〉 | 二十億光年の孤独 | 谷川俊太郎 |
意味以前の世界[探究] | 谷川俊太郎 | |
虹の雌雄 | 蜂飼耳 |
RAIN[探究] | SEKAI NO OWARI | |
【コラム】「にじ」をめぐる言語文化誌 | ||
2 読みの深まり 〈解釈の多様性を楽しむ〉 | 予感 | 青山七恵 |
作家の読書道(青山七恵)[探究] | 聞き手・瀧井朝世 | |
雉始雊 | 絲山秋子 | |
近・現代の短歌と俳句[探究] | 石川不二子・正岡子規ほか | |
【コラム】浦島太郎、空に舞う | ||
表現プラザ1 みんなでつなぐリレー小説 | 冒頭書き出し例集 | トルストイ・芹沢央ほか |
【表現の扉をひらく1】自分のなかに「語り手」をつくる | ||
3 人間の姿と心 〈心情の表現に読みひたる〉 | 山月記 | 中島敦 |
石ならぬ中島敦[探究] | 三浦しをん | |
デューク | 江國香織 | |
草之丞の話(部分)[探究] | 江國香織 | |
【コラム】虫に小鳥に蚕に虎に……変身の話 | ||
4 作品の挑戦 〈作家のストラテジーを読み解く〉 | 少年という名前のメカ | 松田青子 |
皮膚と心[探究] | 藤崎彩織 | |
バースデイ・ガール | 村上春樹 | |
村上作品の比喩例・ 「バースデイ・ガール」について[探究] | 村上春樹 | |
【コラム】表現所の言葉、享受者の感性 | ||
表現プラザ2 想像からの語り | 未知へ/夕焼け/売炭翁 | 木村信子/吉野弘/白居易 |
【表現の扉をひらく2】タイトルは、書く「わたし」をはげます | ||
5 意味と解釈 〈表現の意味を捉え直す〉 | こころ | 夏目漱石 |
夏目漱石、読んじゃえば?[探究] | 奥泉光 | |
物語もっと深読み教室 | 宮川健郎 | |
夢は何語で見る?[探究] | 多和田葉子 | |
【コラム】明治時代のスイーツ文豪男子 | ||
6 近代の創造 〈近代の文章に価値を見いだす〉 | 永訣の朝 | 宮沢賢治 |
「アンソロジー」を企画する[探究] | 編集委員会・東雅夫 | |
たけくらべ | 樋口一葉 原作・川上未映子 | |
「近代の文体をたどる[探究] | 森鷗外・二葉亭四迷ほか | |
【発展探究】正岡子規―もうひとつの顔 | 長谷川櫂 | |
【コラム】伏して見る花 細道の井戸 | ||
表現プラザ3 現代に甦る歌物語 | 古典和歌・近世俳句 | 狭野弟上娘子・松尾芭蕉 ほか |
【参考】和歌と物語・伊勢物語(訳) | 谷知子・田辺聖子 | |
【表現の扉をひらく3】大きな段落のほぐし方 | ||
7 史実と虚構 〈歴史の語り方について考える〉 | 項羽と劉邦――「史記」を読む | 尾形勇 |
鴻門の会(「史記」より)[探究] | 司馬遷 大木康 訳 | |
花山天皇の退位――「大鏡」を読む | 永井路子 | |
栄花物語―花山院の出家[探究] | 編集委員会 訳 | |
【発展探究】歴史から物語、そして歴史物語へ | 秋山虔 | |
【コラム】憧れの物語 独り占め | ||
表現プラザ4 誘惑する書評 | 「たけくらべ」の書評 ちりめんの赤色に映る恋の哀切 | 小川洋子 |
「たけくらべ」の書評 大和ことばの柔らかさ | 俵万智 | |
【表現の扉をひらく4】引用は二〇〇字で |
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単元 | 作品名 | 著者 |
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8 想像と創造 〈文学の想像力を捉える〉 | 月火水木金土日 | 川上弘美 |
川上作品をめぐって[探究] | 岸本佐和子・川上弘美 | |
源氏物語――北山の垣間見 | 紫式部 原作 角田光代 訳 |
寂聴源氏塾[探究] | 瀬戸内寂聴 | |
【発展探究】想像への畏敬―大和路をゆく | リービ英雄 | |
【コラム】おもろさうしとユーカラ | ||
表現プラザ5 表現の宝さがし | ことばの不思議 | 穂村弘 |
【表現の扉をひらく5】ことば選びは繊細に | ||
9 作品の変貌 〈言語文化の可能性を追求する〉 | 鞄 | 安部公房 |
夕鶴[探究] | 木下順二 | |
竹取物語――かぐや姫の昇天 | 作者未詳 森見登美彦 訳 | |
マンガ古典文学 竹取物語[探究] | 池田理代子 | |
【発展探究】ピクニックの準備 | 恩田陸 | |
【発展探究】映画「夜のピクニック」 | 長澤雅彦・多部未華子 ほか | |
【コラム】ドラマの中の方言はどこにある | ||
表現プラザ6 言葉でスケッチ | ミュシャ、ゴッホ、河鍋暁斎、モネの絵画作品 | |
【参考】いちまいの絵 | 原田マハ | |
【表現の扉をひらく6】自分のなかに「読み手」と「聞き手」をつくる | ||
10 文学の普遍性① 〈時代を越えて生きる 古典文学を温ねる〉 | 雨月物語――浅茅が宿 | 上田秋成 原作 石川淳 訳 |
方丈記――養和の飢饉・大地震 | 鴨長明 原作 三木卓 訳 | |
古譚 | 茨木のり子 | |
【参考】桃花源記(書き下し文) | 陶潜 | |
「虫めづる姫君」の観察眼 | 中村桂子 | |
【参考】堤中納言物語―虫好きのお姫様 | 中島京子 訳 | |
調査・研究型小論文を書く | ||
11 文学の普遍性② 〈空間を越えて生きる 翻訳文学の価値を見つける〉 | 星の王子さま | サン=テグジュペリ/内藤濯 訳 |
藤野先生 | 魯迅/竹内好 訳 | |
旅する「翻訳」文学Part1 | ||
ナガサキの郵便配達 | ピーター・タウンゼント/間庭恭人 訳 | |
卵を抱きながら。もしくは、くせになる翻訳 | 松永美穂 | |
旅する「翻訳」文学Part2 | ||
意見・主張型小論文を書く | ||
12 文学の普遍性③ 〈自分と未来をつなぐ 文学の魅力を探る〉 | 山椒魚 | 井伏鱒二 |
【参考】井伏鱒二ってどんな人? | ||
珊瑚のリング | 吉本ばなな | |
旅する本 | 石田衣良 | |
【参考】「旅する本」の「まえがき」 | 石田衣良 | |
文学の未来 | 小野正嗣 |
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単元 | 作品名 | 著者 |
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読書案内 | 開かれる世界への扉 | 渡辺満里奈 |
ここではないどこかへの扉 | 穂村弘 | |
新しい言葉に出会う楽しみ | 中村桂子 |
翻訳が開く世界 | 松永美穂 | |
どうして人は読書をするのか | 小野正嗣 | |
資料編 | 1 物語・小説読み解きツール | |
2 小さな図書館にようこそ | ||
3 探求のためのブックガイド | ||
4 読書生活を広げるための主な作(筆)者+作品名索引 |
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55,000円(税込)
教材ごとに丁寧な解説を加え、わかりやすく具体的な授業展開例や、指導に役立つ情報を掲載しています。
*本文検索ができるPDF版も付属します。
教科書と同じ体裁の本に注釈を付記。授業準備の負担が軽減します。
*セット内に一冊同梱。各7,700円(税込)で分売可。
付属の「指導用CD-ROM」および採用校向けの専用サイト「ことまな学校サポートサイト」からのダウンロードでご提供する様々な指導用データの内容を紹介します。
教科書原文テキスト(Word・一太郎)、教科書紙面データ(PDF)を収録。
採用校向けの専用サイト「ことまな学校サポートサイト」からダウンロードできます。
◉テスト問題
・教科書教材を使った難易度別テスト問題(Googleフォーム解答用データ付き)
・基本テスト(漢字・語句)
◉素材データ
・構成・内容理解シート
・本文語句シート
・本文漢字シート
・学習課題ノート(テキストデータ)
・補充教材集(テスト問題付き)
◉提示用
・提示用パワーポイント
・提示用デジタルコンテンツ(「ことまなビューア」やブラウザ上で、拡大表示や書き込みを行いながら教科書紙面を提示できます。)
◉その他
・ことまな辞書(教師用)『新明解国語辞典 第八版』『全訳読解古語辞典 第五版』『全訳漢辞海 第四版』
・評価支援ツール(観点別評価・評定集計表)
教師用教科書
7,700 円(税込)
教科書と同じ体裁の本に注釈を付記。授業準備の負担が軽減します。
748円(税込)[B5判128ページ+別冊解答解説]
教科書各題材の漢字・語句および内容理解のための問題を収録。
2,200 円(税込)
教科書紙面・課題拡大表示、QRコードコンテンツなどを収録。インストール/ブラウザいずれでも利用可。
1ユーザー1ライセンス、在学期間中利用可。GoogleアカウントとのSSOにも対応。
岩﨑昇一
元東京都立国際高等学校
三浦和尚
愛媛大学名誉教授
秋山樹里
東京都立駒場高等学校
阿部由美
東京学芸大学附属世田谷中学校
安藤延明
高槻中学校・高等学校
伊坂淳一
敬愛大学
上田万里子
三重県立朝明高等学校
大元理絵
東京都立広尾高等学校
沖奈保子
ドルトン東京学園中等部高等部
小助川元太
愛媛大学
佐藤正光
東京学芸大学
髙木展郎
横浜国立大学名誉教授
玉腰朱里
東京都立大泉高等学校
千葉聡
横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校
益川敦
頌栄女子学院中学校・高等学校
宮川健郎
武蔵野大学名誉教授
宮田航平
東京都立産業技術高等専門学校
「年間指導計画」「観点別評価規準例」「編集の趣旨」「CAN-DOリスト」がダウンロードできるようになっています(「CAN-DOリスト」は英語のみ)。
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『白氏文集』は、平安時代にわが国に舶載されて以降、「はくしぶんしゅう」と呼ばれました。平安期以後も、しばらくは、「もんじゅう(もんじふ)」の例は見られません。
やがて、明治中期頃より、「呉音・漢音」、「読みぐせ」などの問題が複雑に絡まって、「もんじゅう」という読み方が流布したと考えられます。
以下に参考文献をご紹介します。
松浦友久 『漢詩-美の在りか-』 (岩波新書、2002、75頁・252頁)
松浦友久 「19 ふみは『文集(ぶんしゅう)』『文選(もんぜん)』」 (『『万葉集』という名の双関語(かけことば)─日中詩学ノート─』 所収、大修館書店、1995)
神鷹徳治 「『文集』は<もんじゅう>か<ぶんしゅう>か」 (『高校通信東書国語』 289号、290号、1989)
神鷹徳治 「再論─『文集』は<もんじゅう>か<ぶんしゅう>か」 (『岡村貞雄博士古稀記念中国学論集』 白帝社、1999)
太田次男 「白詩受容を繞る諸問題─文集古鈔本との關聯に於て─」 (『国語国文』第46巻 9号、1977)
こうした研究成果を反映して、弊社高等学校国語教科書では、「はくしぶんしゅう」という読み方を採用しています。
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