兵庫教育大学大学院教授。博士(学校教育学)。
兵庫県生まれ。神戸大学教育学部卒業。兵庫県公立小学校教諭、兵庫教育大学附属小学校教諭(この間に兵庫教育大学大学院修士課程言語系コース修了)、兵庫県教育委員会事務局指導主事を経て現職。
全国大学国語教育学会(理事)、日本国語教育学会、日本読書学会、日本教育方法学会等会員。国語教育探究の会事務局長。
〔主な著書〕
『説明的文章の学習活動の構成と展開』(溪水社、2013 年、単著)
『読解と表現をつなぐ文学・説明文の授業』(学事出版、2013 年、共編著)
『「新たな学び」を支える国語の授業 下』(三省堂、2013 年、共編著)
『 クリティカルな読解力が身につく!説明文の論理活用ワーク(低・中・高学年編、中学校編)』(明治図書、2012 年、編著)
『思考力、表現力を育てる文学の授業』(三省堂、2010 年、共編著)
『小学校説明的文章の学習指導過程をつくる』(明治図書、2002 年、単著)
まえがき
第1章 授業づくりの基盤 ─授業に生きる学級づくり─
よい教室の雰囲気をつくる
思慮深い子どもを育てる教室に
学びの場を整える
子どもとの関わりを深めるための聞くことを
「話すことのモデル」をめざして
子どもを捉え、子どもから学ぶ
教育実践の計画を立て、さあ始動!
あなたの実践課題はなんですか?
「聞くこと」の充実から始める学級づくり、授業づくり
上手にほめて指導する
積極的に評価のことばを
子どもたちに発言の場と機会を
授業における発言力を伸ばす
対話的に書いて、子どものやる気を高める
第2章 確かな授業づくりに向けて
「学習」を「指導」する
もう五分、子どもに返す
比べ、つなげる指導
学びを深める授業
判断する機会と場をつくる
学習のステージを上げる
ことばで表現する力の育成
学習活動の「粗」と「密」を意識する
受けて聴く、問うて出る
板書の工夫は、授業の工夫
「自分のことば」で表現する子どもの育成
見通しをもつこと、振り返ること
ペア・グループでの交流活動を授業へ
学習の手引き、モデルによる「話すこと」「話し合うこと」の指導
「心に残った授業」を振り返る、記述する
ノート指導の充実
第3章 授業を支える言語活動
「言語活動の充実」で授業観の転換を図る
言語活動を充実させ、確かで豊かなことばの力を
教師の言語活動と子どもたちの言語活動
「説明」することをもっと授業へ
授業を活性化する書くことの開発
学んだことを「まとめる」言語活動
言語活動の楽しさの実感
読む力をつける楽しい言語活動を
叙述に主体的に向かう力を育てる
大きく捉えて読む
比べて読む、つなげて読む
批判的に読む
図表や写真を読む
第4章 授業研究を進めるために
よい授業のイメージをつくる
自己の授業を見つめ直す
「我が身の研究授業」にする
ねらいが明確で、シンプルな授業 ──学習指導案作成に向けて(1)
具体的に書く ──学習指導案作成に向けて(2)
学習指導案にささやかな「宣言」を
初出一覧
あとがき
先生向け会員サイト「三省堂プラス」の
リニューアルのお知らせと会員再登録のお願い
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サービス向上のため、2018年10月24日にサイトリニューアルいたしました。
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