三省堂 発行書籍
思考力を高める授業 ―作品を解釈するメカニズム

解釈はどうやって導き出されるのか。そのメカニズムの鍵は<根拠>と<理由>を分けることにあった。子どもの「読みの力」を高めるための新しい授業づくり提案書。小・中学校の国語科授業展開案13本も収録。

  • 佐藤佐敏
  • 2013年 5月 15日 発行
  • 定価 2,000円+税
  • A5判  160頁  ISBNコード 978-4-385-36077-5
  • 対象 小・中・高・一般

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著者紹介

目次

序章
 1 解釈は推論である 
 2 本著のオリジナリティはどこにあるか 
 3 二項対立的思考の危険性 ─危険であるからこそ、「思考力」を鍛える─ 

第1章 ─理論編推論の力を高める発問と展開─
 1 選択式の発問が〈読みの力〉を高めるメカニズム 
 2 〈解釈〉と〈根拠〉と〈理由〉の三項の関係 
 3 なぜ、人は誤読するのか ─〈根拠〉と〈理由〉を分離することで見える「誤読」という現象─ 
 4 科学の世界における仮説 
 5 語用論としての選択式の発問 

第2章 ─実践編韻文実践─
 1 短歌の実践「夕焼け空……」(島木赤彦)  
 2 詩の実践「岩が」(吉野弘)
 3 詩の実践「居直りりんご」(石原吉郎)  
 4 詩の実践「喪失ではなく」(吉原幸子)  

第3章 ─実践編小学校実践─
 1 「お手紙」(アーノルド・ローベル/三木卓訳)  
 2 「白いぼうし」(あまんきみこ)  
 3 「ごんぎつね」(新美南吉)  
 4 「竜」(今江祥智)  

第4章 ─実践編中学校実践─
 1 「扇の的」 ─『平家物語』より─ 
 2 「竹取物語」 
 3 「故郷」(魯迅/竹内好訳)  
 4 「トロッコ」(芥川龍之介)  
 5 「空中ブランコ乗りのキキ」(別役実)

終章

「序章」より

〈読み〉の授業を行う目的の一つは、〈読みの力〉を高めることにある。
にもかかわらず、授業の前後で〈読みの力〉が高まったかどうかを評価することは難しい。
一体、授業者は、子どもたちの〈読みの力〉をどのように高めたら良いのであろうか。
ひと言で〈読み〉といっても、音読にはじまり解読、解釈、批評、調べ読み等、様々な〈読み〉がある。
本著において筆者は、解釈することに射程を絞り、〈解釈する力〉を高めるための方途を述べる。…………

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