三省堂 発行書籍
学校を元気にする50のルール

真の「教育改革」は、教師と保護者が信頼で結ばれる学校づくりから生まれる。本書は、教師が今、子どもや保護者と日々どう向き合うべきか、を具体的に提案する

  • 尾木直樹
  • 2008年 5月 10日 発行
  • 定価 1,600円+税
  • 四六判  256頁  ISBNコード 978-4-385-36341-7

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著者紹介

尾木直樹 (おぎ・なおき)

滋賀県生まれ。早稲田大学卒業後,海城高校,公立中学教諭を経て,現在,法政大学キャリアデザイン学部教授,早稲田大学大学院客員教授,臨床教育研究所「虹」所長。子ども第一の,心通う教育を求め,現場に密着した調査・研究,講演,評論活動に精力的に取り組んでいる。近著は『ウェブ汚染社会』(講談社プラスα新書)『いじめ問題とどう向き合うか』(岩波ブックレット)『教師格差』(角川Oneテーマ21)『日本人はどこまでバカになるのか?「PISA型学力」低下』(青灯社)など。

目次

第1章 現代の教師のルール

 教師として生きる
  ルール1 教師は子どもの代弁者,代表になろう。
 コラム 「教師バッシング」の実態と背景
  ルール2 子どもは未来からの贈り物。教師は共に夢を語り,未来に生きよう。
  ルール3 子どもから教えられる感性を大切に。
  ルール4 保護者と共同して子育てをしよう。
  ルール5 同じ職場で働く者同士の「同僚性」を大切に。

 社会性・市民性を育む
  ルール6 日々変化する世界・社会の動きをとらえよう。
 コラム 教育基本法「改正」と新自由主義
  ルール7 教師も市民のひとり。地域社会に根ざした暮らしを。
  ルール8 デジタルとアナログ,両方の感覚をバランスよく持とう。
  ルール9 仕事だけでなく,趣味・特技のキャリアも磨こう。
  ルール10 職業人としてだけでなく,家庭人としても豊かに生きよう。

第2章 子どもを指導するときのルール

 [生活指導]の場で
  ルール11 授業を始めるときは,「起立」を確認してから「礼」をさせる。
  ルール12 休み時間を使った「3分間面談」を実践してみよう。
  ルール13 子どもの自立心を育てる遅刻指導を。
  ルール14 どんな理由があろうとも,いじめは決して許さない。
  ルール15 「給食民主主義」を実践しながら,食事の時間を楽しもう。
  ルール16 学級における清掃作業の意味を,もう一度見直してみよう。
  ルール17 忘れ物を追放するためには「明日を見通す力」が必要。
  ルール18 ペナルティの行使は,本人に問題の本質を理解させてから。
  ルール19 「会議」を通して「民主主義」を学ばせよう。
 コラム 学級における「民主主義」

 [学級活動]の場で
  ルール20 学級に合わせた「係」を設置し,自立的な運営のできる学級にしよう。
 コラム 「学級崩壊」は「学級未形成」
  ルール21 「日直」で,学級全員に「リーダー体験」の機会をつくる。
  ルール22 班長の役割は,教師の目線ではなく,子どもの目線で考える。
 コラム 塾の役割,学校の役割

 子どもを伸ばす指導のコツ
  ルール23 「○○するな」より「○○しよう」で,指導はいつもポジティブに。
  ルール24 ときには,子どもに「頼る」勇気を持とう。
  ルール25 叱る前に,必ず「どうしたの?」と聞いてみることを忘れずに。

第3章 「うまい授業」をつくるルール

 授業の進め方
  ルール26 「わからないこと」の発表を,積極的に評価する。
  ルール27 子どもたちへの指示は,1回に1つだけ。「一指示一事」をモットーに。
  ルール28 「班単位で短時間の作業」が,大人数学級を集中させる。
  ルール29 「反対意見」はしっかり取り上げ,授業を活性化させる。
  ルール30 作業活動は,全員ができるまで根気よく待つ。
  ルール31 「班学習」で全員参加の授業づくりをめざす。
  ルール32 おしゃべり(私語)は,意見に転換して授業に生かす。
  ルール33 「話すこと」とは「心に届けること」だと認識する。
  ルール34 「作文力」をつけさせて「言語力」を育てる。
  ルール35 つねに「背中で子どもを見る」板書を心がける。
  ルール36 自在な「発問力」を身につける。

 授業効果を高める,前後のフォロー
  ルール37 「予習は厳禁」。
  ルール38 「小先生」活動で,子どもたちのヤル気を引き出す。
  ルール39 「教科通信」を発行して,クラスをこえた子ども・教師・親相互の交流を深めよう。
  ルール40 小先生の模擬テストを実施して,子どもたちの学力と自主性を育もう。
  ルール41 信頼をのせた「プリント宅急便」で,子どもの不安をとりのぞく。

第4章 親との付き合い方のルール

 親との相互理解
  ルール42 「気持ち」に共感して対応すれば,理不尽な抗議もこわくない。
 コラム モンスターペアレントの実態
  ルール43 「お父さん」を取り巻く厳しい環境を知ろう。
  ルール44 親自身が抱えるトラウマを癒すくらいの意気込みで接する。

 親と連携するコツ
  ルール45 保護者とのコミュニケーション・ツール,「何でも帳」をつくろう。
  ルール46 「保護者会」を十分に活用する。
  ルール47 「生活・学習カード」で,自己チェックの習慣をつけさせる。
  ルール48 家事協力について指導するのも,教師の大切な仕事のひとつ。
 コラム 二つの家庭教育の違い
  ルール49 保護者とのコミュニケーションは,「クレーム」ではなく「感動」で。
  ルール50 無茶な話にも,キレず,焦らず,結論を押しつけない。

あとがき 「自分流のルール」づくりを

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