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三省堂 英語ホーム > 高等学校英語 > 『三省堂高校英語教育』 > 2005年 夏号 3ラウンドシステムの提案(4) | ![]() |
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5. ◆ラウンド3のねらい: ◆具体例:ハンドアウト3参照 (1) (2) (3) ハンドアウト3
6. まとめ 以上を総合してみると、 もう一つ言えることは、各ラウンドにはそれぞれ1分間ずつの時間しか与えていない。後になるほど英文を読み取る速さが上がってくるから、この時間で十分やれるのである。このようにして同じ英文をスパイラル方式に3回読ませるのである。タイマーできちっと管理すればそれほど時間はかからない。つまりスパイラル方式で力を伸ばしていくことになる。 リーディングの力を伸ばしていくためには、まだいろいろな方法がある。筆者が大阪の高校の先生方と昨年1年間取り組んだのは、内容理解も含めて、「英語の授業を英語で進める」ということであった。その成果の一端は全英連大阪大会でステージ上のデモンストレーションとして藤原和美教諭によって示された。この授業は1週間や2週間で出来上がったものではなかった。今回の提案はもう少しマイルドである。教材もかなり易しめのものを使った。しかしレベルはいくらでもあげることができる。実際に高校の英語の先生方を対象として、英文ニュースの記事を使ってやってみたこともある。先生方の中には「結構ずっしりとした読解活動ですね」と述べられた方もおられた。それぞれの英語のクラスの中で、生徒諸君の力に応じて調節しながら、試行錯誤をしつつ試しに使ってみていただければ幸いである。 |
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