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三省堂高校英語教育 2002年秋号
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特集「新しい教科書を用いた授業」CROWN English Series I
Lesson 2 When I Was Sixteen「十六歳のとき」を読む

東京都立南高等学校 辻本千鶴子

  学習内容・学習活動 指導方法・留意点・資料
Warm-Up [Listening & Speaking]
Greeting
Casual conversation
例:
How is the weather?
Did you watch TV yesterday?
(Yes) What program did you watch?
(No) Then what did you do?
What did you do after school yesterday? など
〈留意点〉
指名された生徒だけが答えて、他の生徒がその答えに注意を払っていない状況をつくらないために、Did you watch TV yesterday? のような質問の際には、生徒 A が答えた後で生徒 B に、What TV program did A watch? など、クラスメートの返答もきちんと聞いていなければならないような質問をするとよい。
復習
(1分)
[Listening]
Section 2 の概要を英語で聞く。
教師が口頭で行う。または付属の音声教材利用。
*教師用指導書@『解説と指導』編(Section 3 のoral introduction 参照)。
*指導用 CD/テープ(Section 3 のoral introduction)利用。
復習と
導入
(3分)
[Individual work]
1.教科書の英文を目で追いながら、 Section 2とSection 3 の英文を聞き、 そこに出てくる地名を○で囲む。
*指導用 CD/テープ(本文の通し読み)利用。
2.北アメリカの白地図を配布。
*教師用指導書C授業案集(白地図)利用。
(6分) [Group work]
3.○で囲んだ地名を白地図に書き込む。
4.正しい場所を確認する。
〈留意点〉
時間短縮と生徒間の協力を促すために、グループ内で相談するように助言するとよい。
黒板に大きな地図を掲げて、生徒を呼び(指名、あるいはボランティアで)指し示させ、全員に場所を確認させる。 
展開
その1
(15分)
[Group work]
Section 2とSection 3 の英文を読みながら、 @グループで主人公のたどったルート(道筋)を、白地図上に線で結び、
A各場所に伴う情報を絵なども付け加えながら、書き込んでいく。
〈留意点〉
「教科書から得られる情報を、できるだけ多く、正確に理解し、図と絵で表すこと」が、この活動の目的であるということを、生徒に明確に示してから、作業に入るようにする。
教員は、机間巡視を行い、わかりやすい情報の書き方や楽しい絵などを褒めながら、他のグループ にも紹介し、生徒の意欲を高めるようにするとよい。
時間短縮と生徒間の協力を促すために、グループ内で相談するように助言する。
展開
その2
(15分)
[Class work]
クラス全体で、作成したルート図を確認しあう。
教材提示器などを使って、全員の作品を見せ、各グループの情報の多さと正確さを確認しあう。新出の言語材料はないが、正確な理解を図るために必要であれば、受け身や that 節などの文法事項を説明(確認)する。
*教師用指導書@「解説と指導」編参照。
展開
その3
(15分)
[Reading aloud]
1.新出単語の読みを練習する。
(In chorus)
2.意味のまとまりごとに、内容を考えながら、音読練習をする。(In chorus)
3.意味のまとまりごとに、内容を考えながら、音読練習をする。
  (Individually)
*指導用 CD/テープ(新出単語の2回読み)利用。
*指導用 CD/テープ(Section ごとのポーズ入り収録)利用。
*予習サブノート(生徒の音読スピード測定の記入欄)利用。
  [Writing][Individual work]
グループで作成した主人公の移動ルート図を参考に、教科書を見ずに、Section3 の内容を自分のことばで英語で書く。
〈留意点〉
いくつかのよくできた作品を黒板や教材提示器などを使って全員の生徒が参考にできるようにしておく。机間巡視しながら生徒の writingを助ける。
Homework   まとめの作業は時間内には終了しないことが予想されるので、homework とする。

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