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三省堂高校英語教育 2002年秋号
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特集「新しい教科書を用いた授業」CROWN English Series I
Lesson 2 When I Was Sixteen「十六歳のとき」を読む

東京都立南高等学校 辻本千鶴子

 2003年度より、新学習指導要領に基づき、さまざまな特色のある新しい教科書が使用されることになる。全面改訂された『CROWN English Series I』に関しては、その主な特徴として、次の3項目を特に強調することができる。

(1) 生徒の知的興味・関心に応える時代を超えた新鮮な題材
(2) 4技能のバランスを考え、発信型コミュニケーション能力の育成をめざしたさまざまな言語活動
(3) 内容理解をたすける豊富で質の高い写真とイラスト

 本稿では、この新しい『CROWN I』の Lesson 2、 When I Was Sixteen を取り上げ、その授業展開について考えてみたい。

●本課のねらい(詳細は教師用指導書参照)
 本課の原典は、星野道夫のエッセイ「十六歳のとき」である。星野道夫(1952年〜1996年)はアラスカに移り、18年間そこに住んだ自然写真家である。

 彼の高校生時代の夢は、北アメリカ大陸への旅であった。そのために彼は、地下鉄工事等、さまざまなアルバイトをして資金をため、父の理解と援助を得て、ついに16歳のとき、約2ヶ月間の大冒険の旅に出るのである。

 初めてのアメリカへの一人旅の中で、彼は、世界の広さ、異なる世界に生きる人々の生活、まわりの人々に対する感謝の気持ち、人生にとって大切なものは何かを、体験と感動を通して学んだ。

 現在では、海外旅行や留学経験のある高校生も少なくないが、当時(60年代後半)は海外渡航が自由化されたばかりで、1968年の海外渡航者数は、約34万3千人であった(2000年は、約1700万人)。
 生徒には、同年代の高校生として、彼の足跡をたどることにより、このような彼の感動を共有させ、夢とそれに向けての努力、さらに自己の生き方などを考えさせたい。

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