先月のフーンコラムの中で,「宿題の基本」とか「家庭学習の真髄」と出ていましたが,同じ学校のC先生から次のようなメッセージを頂きました。 【C先生のメッセージ】 【C先生の家庭学習の問題】 この問題のテキストデータを表示する 【コメント】 ある専門家により,覚えたことは,時間の経過と共に急激に忘れられていくことが実証されています。忘却曲線というものを見ると,我々は,1日を過ぎると,覚えたことの70%を忘れてしまうのですね。ところが,その日のうちに復習すれば,60%は覚えていられるそうです。よって,その日のうちの家庭学習は,記憶を持続させるのに大いに役立つことになるのですね。 また,家庭学習は,記憶の持続ばかりでなく,よい学習習慣を身に付けるのに役立ちます。そして,家庭での一定の学習は「週3時間の授業数」を,ある程度,補うことができるでしょう。 ただし,生徒にあまり多くを期待すると,家庭学習が過重負担になり,だんだんやらなくなります。ですから,長くても30分で終わらせることが出来る程度の問題がいいと思います。くわえて気をつけることは,先生が宿題をきちんとチェックするかどうかです。生徒は,自分が苦労してやってきた「作品」をどうしても先生に見てもらいたいものです。その時,先生がチェックして励まし,次のステップへの動機付けにするわけです。 先生方は超多忙のため,そのような時間があるかどうかは心配ですが,それぞれの学校で実態に合わせて工夫を凝らし,生徒たちに英語に対する興味と関心を持たせ,それらを持続させてほしいと思っています。
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