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三省堂高校英語教育 2003年春号
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特集 「新指導要領実施に向けて」
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『CROWN English Series I・II』の編集を終えて

 慶應義塾大学 霜崎 實

●はじめに

 『CROWN』の新版がいよいよ4月から走り始めることになりました。この新版は、これまでの『CROWN』とは一線を画しているといっても過言ではありません。すでに『CROWN T』をお読みいただいた先生方からは、「未来型のすぐれた教科書である」「CROWN に対するイメージが変化した」「グローバルな視点を感ずる」「価値観を open-ended にしているのがよい」など多くの肯定的なご意見をいただいています。本稿では、新『CROWN』の編集方針と、教材化について解説します。

●新学習指導要領のもとでの変革

 新指導要領の主な特徴としては、実践的コミュニケーションが強調されていること、4技能の有機的な関連が重視されていることなどに加えて、語彙制限が厳しくなったことがあげられます。「英語T」では中学校で学んだ900語に400語を加えた1,300語、「英語U」では「英語T」に500語を加えた1,800語という制限のもとでの教科書編集は、執筆者にとってかなり厳しいハードルといってよいでしょう。  この新学習指導要領に照らし合わせると、従来の『CROWN』は、語彙制限ひとつを取ってみても、明かにガイドライン逸脱になります。今回の『CROWN』の改訂が、基本コンセプトの抜本的な変更を伴なうモデル・チェンジとなった大きな要因のひとつは、学習指導要領の改定にあるといえるでしょう。新『CROWN』の変貌ぶりに、「大学受験は大丈夫なのか」といった心配の声が聞こえてくる一方で、「ようやく CROWN が使える教科書となった」という歓迎の声も少なくありません。語彙の面では確かにより平易になっていますが、コミュニケーション活動、題材の多様性、関連性をもった配置に関しては、今回格段に充実度が増しているといってもよいでしょう。また、文法の導入に関しても、比較的易しい項目から難しい項目へと向かう配慮がなされています。平易になったという印象は、ある面では使いやすさの裏返しと見ることもできるのではないか、と考えています。

●題材の多様性

 教科書の骨格をなすものは、何と言っても題材であり、題材が興味深いものでなければ、生徒の注意を引きつけることはできません。新『CROWN』では、題材が新鮮であること、現代社会との接点を持つもの、高校生が知っておく価値のあるもの、などを題材選択の基準として、最終的に次に示す題材を選択しました。  このラインアップから受ける第一印象はテーマの多様性にあるかもしれません。人文・社会・科学の領域にわたって現代社会と何らかの接点を持つ題材を選択し、「ことば」「異文化」「人間」について考える機会を提供すべく配列しました。高校の先生方からの反応も、「題材をふくらますことができるものが多い」「現代的なテーマが好ましい」「題材に線が通っている」「易しい単語で格調のある内容を扱っている」「やる気が出てくるような題材が多い」「テーマに片寄りがない」など、概して好評であったのは編集者の意図を充分に汲んでいただいた結果だろうと考えています。  「英語T」と「英語U」との関連についても一言触れておかなければなりません。両者は基本的には独立しているものの、「英語T」で取り上げたテーマが、別の観点から「英語U」でも扱われているという点で、相互に緊密な関係をもっています。「言語」「異文化」「科学」「芸術」「環境」「平和」「生き方」など多様なテーマについて、複数の角度からのアプローチを試みることで、問題をより深く掘り下げて理解することができるよう配慮しています。

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