徳島大学 井上永幸
京都外国語大学 赤野一郎
1.はじめに
1998年に国内初のコーパス言語学の入門書『英語コーパス言語学 ―基礎と実践―』(齋藤俊雄・中村純作・赤野一郎編、研究社出版)が刊行されたのを契機として、辞書や研究書を始めいたるところで「コーパス」という言葉を目にするようになった。コーパス言語学の成果が最も発揮される辞書編集の分野では特に発展がめざましく、海外の代表的ESL/EFL辞書、特に英国のそれはすべてがコーパスの活用を標榜するに至っている。本稿では、この度三省堂から刊行される『ウィズダム英和辞典』(井上永幸・赤野一郎編)をご紹介するとともに、コーパスを活用すれば辞書はどう変わるのか、その可能性の一端を示してみたい。
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