知識の習得を重視し,その習得量と正確性,再生の速度が問われてきたのが,これまでの学力観とすると,「新しい学力観」は,習得して得た知識や技能を活用して思考したり,判断したり,表現すること,そして,それらをもとに自ら学び,自ら考える力を高めることと考えます。平成24年度版『中学生の国語』は,この「新しい学力観」に立って編集いたしました。特に本冊の「確かめよう」や別冊・資料編『中学生の国語
学びを広げる』は,生徒自らが必要に応じて使いこなすことによって力を高められるように工夫されています。