一 随想(一)
真実の鏡 池田香代子
古典への路上の近道 赤瀬川原平
◎表現 スピーチ「わたしのこと」を話そう
――ショウ・アンド・テル
二 小説(一)
羅生門 芥川龍之介
少女 河野多惠子
◎表現 こんな人に、こんな本を
――ブックガイドを作ろう
三 評論(一)
水の東西 山崎正和
ものとことば 鈴木孝夫
ネットが崩す公私の境 黒崎政男
◎表現 道順を説明してみよう
――事柄を正確に伝える
◎表現 ことばを見つめる
――アンケート調査からレポートへ
四 詩
レモン哀歌 高村光太郎
およぐひと・猫 萩原朔太郎
骨 中原中也
崖 石垣りん
五 随想(二)
色と糸と織りと 志村ふくみ
人形の生死 富岡多惠子
「逃亡」ともいえる生き方 ドナルド・キーン
◎表現 手紙を書いてみよう ―手紙の形式
六 短歌・俳句
その子二十 ―短歌十五首 与謝野晶子ほか
いくたびも ―俳句十六句 正岡子規ほか
七 評論(二)
多様な知識の組み合わせを 村上陽一郎
「からだ」と「こころ」 森岡正博
◎表現 討論ゲームをしよう
―ディベート
◎表現 発表「○○って、何?」
―インタビューから発表・討論へ
八 小説(二)
富嶽百景 太宰治
紫紺染について 宮沢賢治
◎表現 文学の表現
―物語が生まれ変わる
九 評論(三)
余暇について 内山節
見る―考える 大森荘蔵
◎表現 新聞に投書してみよう
―意見文を書く
【付録】 日本近・現代文学史年表 常用漢字表・付表
【見返し】 (後)原稿用紙の使い方 |
古典の響き
[古文] 古文入門
絵仏師良秀(宇治拾遺物語)
●古文の読み方
大江山(古今著聞集)
●古語の意味と形・用言の活用・係り結び
随筆
徒然草 兼好法師
公世の二位のせうとに
ある者、子を法師になして名を聞くより
花は盛りに
●助動詞の用法
随筆
枕草子 清少納言
うつくしきもの にくきもの
雪のいと高う降りたるを
物語
伊勢物語
芥川 東下り つひにゆく道
●助詞の用法
軍記
平家物語
祗園精舎 能登殿最期
●敬語
和歌・歌謡
和歌と歌謡
[和歌]
万葉集
古今和歌集
新古今和歌集
[歌謡]
梁塵秘抄
閑吟集
●和歌の修辞
紀行
奥の細道 松尾芭蕉
旅立ち 那須野 平泉 立石寺
[漢文]
漢文に親しむ
五十歩百歩
●訓読のしかた
借虎威 戦国策
蛇足 戦国策
漢詩 漢詩八首
春暁 孟浩然
登鸛鵲楼 王之渙
静夜思 李白
送元二使安西 王維
江南春 杜牧
涼州詞 王翰
登岳陽楼 杜甫
香炉峰下、新卜山居、
草堂初成、偶題東壁 白居易
●漢詩の表現
史話 鶏鳴狗盗 司馬遷
小説 復活 干宝
文章 雑説 韓愈
語録 論語 孟子
付録
・五十音図
・古典文法要覧
・時刻法・方位
・漢文の基本形式
・古典文学史年表
・漢文参考略年表
見返し
(前)旧国名・都道府県対照図
(後)干支表・陰暦 漢文学習のための中国要地図 |