研究会情報

2016年08月

名古屋国語教育探究の会 主催
「第1回 国語教育実践研究大会」

 「国語教育探究の会(前代表:兵庫教育大学 名誉教授 中洌 正堯/現代表:創価大学大学院 教授 長崎 伸仁)」は、平成元年に大阪で発足いたしました。本会は、「『教育』を根幹とし、実践を価値あるものへ」との思いで研究者と実践者とが一体となった研究会を目指しております。大阪本部発足後、中国支部、東京、九州と展開し、昨年、愛知県名古屋市に5番目となる本会が誕生いたしました。その後、本年1月に兵庫支部が誕生しております。
 そこで、本年、「アクティブラーニングの学習課題と授業づくり」を主題に、第1回目の大会を開催いたします。次期、学習指導要領の目玉のひとつとなる「アクティブラーニング」をいかに日々の「授業づくり」に生かしていくのか、というテーマで先生方と学び合える機会にしたいと考えております。第1回目は、「白いぼうし」「ちいちゃんのかげおくり」等、国語科教材でもおなじみの児童文学者・あまんきみこ先生と、日本授業UD(ユニバーサルデザイン)学会理事長である、筑波大学附属小学校・桂聖先生などを講師としてお招きいたします。本大会を充実したものにして参りますので、貴校の先生方等に多数ご出席賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
日程:8月2日(火)
会場:名古屋国際会議場  最寄駅:地下鉄「日比野」駅、JR・名鉄「金山駅」

【内容】

受付開始 9:30〜

(1)ミニ講演(10:00〜10:45)演出的読解方法による物語教材の学び 

   国語教育探究の会 顧問・兵庫教育大学 名誉教授  中洌 正堯

 

(2)ワークショップ(11:00〜12:15) 

 文学:ユニバーサルデザインでつくる文学の授業  (筑波大学附属小学校 桂 聖)

 説明文:主体的・意欲的に取り組む説明的文章の授業  (兵庫教育大学 吉川 芳則)

 対話:学習課題とアクティブラーニング—文学教材を例に — (創価大学 長崎 伸仁)

 

(3)分科会(13:15〜14:30)

 1 文学① 「川とノリオ」 (名古屋市立鳴海東部小学校 与那覇 大規)

 2 文学② 「きつねのおきゃくさま」 (名古屋市立鳴 海東部小学校 清水 亮佑)

 3 説明文① 「たんぽぽのちえ」 (愛知県小牧市立一 色小学校 秋山 亮子)

 4 説明文② 「言葉で遊ぼう」「こまを楽しむ」

  (神奈川県川崎市立富士見台小学校 土居 正博)

 

(4)対談(14:45〜16:15)

「作者の意図と子ども(読者)の読み—物語が生み出す読み の交流—

     児童文学者 あまん きみこ ×  創価大学教授 長崎 伸仁

【参加申込】

・参加費:3000円(学生:1000円)※1:研究紀要 『国語教育探究 第29号』を含む。※2:当日、受付にてお願いします。

・定員 :200名

 

・申込方法(以下の、①か②のいずれかで、お一人ずつお申込ください)

  ①FAXの場合:HPの申込書をコピーし、必要事項 (1)から(6)を記入のうえ

    下記<A>宛に送付

 ※申込書にメールアドレスを記入しFAXで送られた方のうち、メールアドレスを記入していただいた方には、事務局から申込確定の返信メールをお送りします。

    <A>FAX:042-663-7070  :名古屋国語教育探究の会 事務局

  ②電子メールの場合:申込書の必要事項(1)から(6)を箇条書き等で

   下記アドレス<B>に送信

    <B>tanq.nagoya@gmail.com : 名古屋国語教育探究の会 事務局

  ※ ②の場合、事務局からの返信をもって、申込確定といたします。

   なお、24時間以内に返信がない場合、お手数ですが 再度お送りください。

 

・申込締切 :平成28年7月30日(土)まで

  ※ 当日も受付可能ですが、資料準備の都合上できるだけ事前にお申込みください。

 

・お食事は、名古屋国際会議場内や駅周辺にございますが、 弁当をご持参いただいても結構です。

・名古屋国語教育探究の会HP https://sites.google.com/site/kokugokyouikutanq758/home  もご参照ください。

平成28年度熊本県小学校教育研究会国語部会夏季研修会

日 時:2016年8月3日(水)9:00〜
主 催:熊本県小学校教育研究会国語部会
会 場:熊本大学教育学部附属小学校
内 容:
授業者:「書くこと」松村宗尚(熊本市立御幸小学校)
    「話すこと・聞くこと」松崎文子(荒尾市立万田小学校)
講話:達富洋二(佐賀大学文化教育学部)
定員:300名
参加費:1500円(予定)
お問い合わせ先:
  熊本県小学校教育研究会国語部会事務局  下中一平
(熊本大学教育学部附属小学校内)
TEL 096-356-2492

第68回日本文学協会国語教育部会 夏期研究集会

日 時:2016年8月6日(土)・7日(日)
主 催:日本文学協会国語教育部会
会 場:東京都立産業技術高等専門学校(品川キャンパス)
    〒140-0011 東京都品川区東大井1-10-40
内 容:

テーマは「第三項と〈世界像の転換〉」です。文学教育の現場は、依然として正解到達主義と正解到達主義批判のループから抜け出すことができずにいます。前者は教師の垂直的教え込み型の授業、もしくは教師の腹を探る授業に、後者はどのような読みも正解とする「ナンデモアリ」、いわばエセ読みのアナーキーに陥っていると言えます。このどちらの授業にも違和を感じつつ、しかし、そのループから抜け出せずにいるのが、未だ混迷を続けるポストモダンの文学教育の現状ではないでしょうか。夏期研究集会のテーマ、「第三項と〈世界像の転換〉」は、この負のループから抜け出し、ポスト・ポストモダンの文学教育のあるべき姿を求めるものです。その要は、世界が「主体」と「客体」の二項、もしくは、「主体」と「主体が捉えた客体」の二項で成り立っていると捉えるのではなく、「主体」と「主体のとらえた客体」と「客体そのもの」との三項で成立し、了解不能の《他者》、第三項の〈影〉が主体に現れて、そこで世界が成立している、という〈世界像の転換〉を図ることです。こうした〈世界像の転換〉は、先の文学教育の現場の問題を解くための糸口であるとともに、私たち現代人の諸々の認識の混迷を打開するための原理論として、強く求められているものと考えています。文学教育、あるいは教育全般に関心のある方々の本研究集会への参加、およびそこでの活発な議論がもたれることを願ってやみません。

[日程]

8月6日(土)

12:00~ 受付開始

13:00~ 開会挨拶  竹内常一(國學院大学名誉教授)

13:20~ 喜谷暢史(法政大学第二中・高等学校)

14:00~ 講演 田中実(都留文科大学名誉教授)「〈近代小説〉の〈読み方・読まれ方〉」

15:30~ ワークショップ対話
     「〈須貝千里〉の闇を〈聴く〉,「注文の多い料理店」をめぐって」
      難波博孝(広島大学大学院)
      須貝千里(山梨大学名誉教授)

18:00~ 事務局連絡

8月7日(日)

9:00~12:00 実践報告(分科会)

       小学校分科会 司会 藤原和好(元三重大学)

        田木晃美(四日市市立川島小学校)「モチモチの木」(齋藤隆介)の実践報告」

        山中勇夫(宇都宮市立御幸小学校)「おにたのぼうし」の授業実践―「断絶」を見据えて―

       中学校分科会 司会 坂本まゆみ(北杜市立長坂中学校)

        望月理子(北杜市立須玉中学校)「オツベルと象」の語りを読む実践をめざして

        宮内里津子(習志野市立第六中学校)

       高校分科会 司会 齋藤知也(山梨大学)

        山下 梓(愛媛県立小田高等学校)『徒然草』を読む授業についての一考察

        山下航正(広島商船高等専門学校)村上春樹『青が消える』を読みなおす

13:00~16:00 シンポジウム「ポスト・ポストモダンの文学の授業―その世界像と〈読み方〉―」

       司会 佐野正俊(拓殖大学)

       三輪民子(児童言語研究会)

       今井成司(日本作文の会)

       山中吾郎(大東文化大学)

       横山信幸(愛知教育大学名誉教授)

16:10~ 閉会挨拶 府川源一郎(日本体育大学)

参加費:全日参加:4000円(ただし、学生は2000円)
    一日参加:2000円(学生は1000円)

注意:

 ・参加費は原則として前納でお願いします。

 ・下記の郵便口座にお振り込みの上、申込用紙を日本文学協会事務局宛にお送りください。

  口座番号 00160-7-23502 日本文学協会国語教育部会

 ・駐車場の用意はありません。お車での来場はご遠慮ください。

 ・宿泊は各自でお申し込みをお願いします。混み合うこともございますので、早めに申し込みください。

 ・一日目は終了後に懇親会を予定しております。

お問い合わせ:
 日本文学協会
 〒170-0005 豊島区南大塚2-17-10 TEL/FAX 03-3941-2740
 e-mail:bungaku1946@piano.ocn.ne.jp

きのくに国語の会 夏季公開研修会

テーマ:教材の魅力を活かした、子供たちが主体的に学ぶ説明文の授業
日 時:平成28年8月7日(日)9:15〜15:30
主 催:きのくに国語の会
後 援:和歌山県教育委員会・和歌山市教育委員会・海南市教育委員会
    和歌山市小学校国語教育研究会・和歌山大学教育学部附属小学校 (※現在申請中)
会 場:和歌山大学教育学部附属小学校オレンジルーム
    〒640-8137 和歌山市吹上1−4−1
内 容:

 「きのくに国語の会」では、平成28年8月7日(日)、夏季公開研修会を開催します。

 午前の部の前半は、「教材の魅力を活かした、子供たちが主体的に学ぶ説明文の授業」というテーマで、1年生の説明文教材『じどう車くらべ』(光村図書1年下)と5年生の説明文教材『天気を予想する』(武田康男・光村図書5年)について、和歌山市立今福小学校の北山友梨先生(1年担任)と和歌山大学教育学部附属小学校の湯浅明菜先生(5年担任)に、単元構想の「私案」を発表していただき、質疑応答・意見交流を行います。 また、後半は、本会顧問の武西良和先生に説明文の基本的学習について『学び方の学習方法』という演題でご講演いただきます。

 午後の部は、「知って楽しむ俳句の世界」というテーマで、体験研修を行います。前半は、岬句会を主宰されている手拝裕任先生より、俳句の作り手や選者としてのお話、俳句を小学校で教えるならどのように指導するかなどのお話を聞かせていただきます。後半は「きのくに国語の会・句会」という設定で、お話から学んだことをもとに、各参会者が無記名で一人2句ずつ夏の俳句を詠み、それを一覧表にしたものを読み合った後、手拝先生よりご講評いただきます。

 皆様のご参会を心よりお待ち申し上げています。

【受付】 8:45〜 9:15

【午前の部】 9:15〜 9:35 教材研究タイム

       9:35〜10:05 私案発表

       10:05〜10:35 意見交流

       10:35〜11:05 質疑応答

       11:05〜11:15 (休憩)

       11:15〜12:15 講演『学び方の学習方法』説明文の基本的学習について

                     講師 武西 良和 先生(本会顧問・元和歌山市立三田小学校校長)

【午後の部】13:30〜15:30 体験研修「知って楽しむ俳句の世界」

                  講師 手拝 裕任 先生(元高校国語教師・現在は岬句会主宰)

※午前の部・午後の部いずれかのみのご参加も可能です。

参加費:一般参加 500円
    きのくに国語の会会員および学生 無料
申し込み:
 名前・所属・ご担当・ご連絡先・参加希望をご記入の上、FAXまたはメールにてお申し込みください。

きのくに国語の会 副代表 須佐 宏
FAX:073−447−9147
MAIL:hirosusa@gold.ocn.ne.jp

※本会の活動の詳細については、「きのくに国語の会ブログ」(http://blog.goo.ne.jp/kinokunikokugonokai)をご覧ください。

第23回 国語教育研究大会

日時: 平成28年8月8日(月)9時00分〜16時30分
テーマ:アクティブ・ラーニングの基盤としての国語科授業づくり
会場:
エル・おおさか(大阪府立労働センター)
大阪市中央区北浜東3番14号
主催:国語教育探究の会
後援:大阪府教育委員会/大阪市教育委員会
大会要項・参加申込書

9:00〜    受付

9:30〜10:10  挨拶 長崎 伸仁(国語教育探究の会代表 創価大学教授)
         基調講話 「漢字・語句のアクティブ・ラーニング」
             中洌 正堯(国語教育探究の会顧問 兵庫教育大学名誉教授)

10:30〜12:00 分科会
       ・話すこと・聞くこと
       ・書くこと
       ・読むこと(文学)低学年/高学年
       ・読むこと(説明文)  

12:00〜13:00 休憩
 
13:00〜14:30 ワークショップ
       ・書くこと
       ・書くこと(詩)
       ・授業デザイン
       ・読むこと(文学)
       ・読むこと(説明文)
 
14:45〜16:15 講演 「アクティブ・ラーニングと深い<読み>」 
           佐藤 佐敏(福島大学教授)
 
16:15〜16:30 閉会の辞 吉川 芳則(国語教育探究の会大阪本部代表 兵庫教育大学教授)
参加費:
3,000円(学生:1,000円)当日お支払いください。
※研究紀要『国語教育探究』、資料代等を含む。
申し込み方法:
 ①申込サイトの場合
  「国語教育探究の会大阪本部HP」の大会申込サイトから必要事項を記入して送信。
  (HPはこちらです→https://sites.google.com/site/tankyuosaka/home
 ②封書の場合
  申込書をコピーし必要事項を記入のうえ下記宛先へ。
  〒554-0002 大阪市此花区伝法3-13-10 大阪市立伝法小学校 畠中 紹宏
  ※申込書は大会要項にございます。
申し込み〆切:
平成28年8月1日(月)
※当日も受け付けますが、資料等準備の都合上できるだけ事前にお申し込み下さい。
(収容人数の都合上お断りすることもあります。ご了解ください。)

国語教育フォーラム2016 in Chigasaki

テーマ :「これからの時代に求められる資質・能力」を育てる国語科の授業とは
主催:国語教育フォーラム 2016 in Chigasaki 実行委員会
日時: 2016年8月13日(土)13時~16時30分
会場:ラスカ茅ヶ崎ホール(茅ヶ崎駅ビル6F)
内容:
今年も、フォーラムを開催できることになりました。
昨年度までとは少し趣が変わりますが、県内の小学校、中学校、高等学校等の国語科を担当されておられる先生や国語教育に関心のおありになる方々と未来の国語教育について語り合う会にいたしたく、準備を進めています。
ぜひ多数ご参加くださいますよう、ご案内申し上げます。

〈受付〉12時30分~
〈プログラム〉
 第1部 これからの授業づくりの提案(小学校・中学校・高等学校の先生方)
 第2部 トーク・セッション
     「『これからの時代に求められる資質・能力』を育てる国語科の授業とは」
      髙木展郎 横浜国立大学名誉教授
      三浦修一 授業改善アドバイザー
      白井達夫 横浜国立大学教育人間科学部非常勤講師
 第3部 ワールドカフェ(参加された皆さんが交流する場です)
     「国語の授業をどうしよう?」を語り合いましょう

参加費:無料
申し込み・問い合わせ:
◎事務局アドレスに、必要事項を入力し、申し込みをしてください。
◎8月8日(月)までにお願いします。
 (定員 140名です。定員に達した場合には、申し訳ありませんが参加をお断りする場合があります。)
◎終了後、懇親会を予定しております。こちらもぜひ。(会費:4000円程度)

☆ 国語教育フォーラム2016 in Chigasaki 実行委員会事務局 ☆
 kanagawa_tm_meeting2010@yahoo.co.jp

① 氏名(所属) ② 連絡先 ③ 懇親会参加の有無
④ スタッフとしてお手伝いいただける方は、その旨をご記入ください。
※メールアドレス等個人情報はフォーラム関連の連絡以外には使用しません。

熊本大学教育学部附属小学校 夏の実践研

日時: 2016年8月19日(金)8:30〜15:50
主催:熊本大学教育学部附属小学校
後援:熊本県教育委員会   熊本市教育委員会
会場:熊本大学教育学部附属小学校

テーマ: 文脈的なプロセスでたどる真正の学習を目指して

≪午前≫
1)講演

・講演①
「何のための資質・能力か,何のための学校か〜教科教育学(社会学)の視点から考える〜」
 講師: 熊本大学教育学部 藤瀬 泰司 准教授

・講演②
「新しい時代に必要となる資質・能力を問う〜学習の文脈と資質・能力の育成〜」
 講師: 熊本大学教育学部 渡邉 重義 准教授

2)公開授業【国語・算数】

3)授業研究会

≪午後≫
4)各教科等授業作りセミナー
  各教科等で2学期にすぐ使えるアイデアをご紹介します!

※昼食を希望される方は,昼食(700円・お茶付き)を用意いたしますので,「昼食希望」とご記入ください。

参加費:1,000円
お申込み:
事前申し込みは,以下のアドレスへ申し込みください。
miyadai@educ.kumamoto-u.ac.jp。
お問い合わせ:
熊本大学教育学部附属小学校 研究副部長 宮原大輔

Tel:096-356-2492
Mail:miyadai(A)educ.kumamoto-u.ac.jp

※メールでお問合せの際,(A)を@に書き換えて頂けるようお願い致します。