より豊かな心の糧となる作品群。ロングセラー〈明解古典学習シリーズ〉の全面改訂版。教科書に採録された古典作品を網羅。読解力・鑑賞力を養い,大学受験にも役立つ新シリーズ。
桑原 博史 監修
一 このシリーズは、高等学校での古典学習に対して、有効かつ手ごろな参考書を提供し、古典学習の効率を高め、大学受験にも役立たせようという意図で企画されたものである。
一 このシリーズに収録した古典作品は、高等学校で読まれる主要なもので、これを時代やジャンルを考慮して十二巻にまとめた。
一 各作品の執筆は、高等学校の教壇で実際に古典を教えておられる経験の深い先生がたによってなされており、内容的にも信頼のおけるものである。監修者は、先生がたの個性を重んじ、形式の統一に努めたが、内容や説明の態度は原稿を尊重している。なお、執筆者は別記のとおりである。
一 古典の学習は、なんといっても古典の本文をよ~読むことから始まる。本文を読むだけで作者の言おうとすることが理解されることを目標にし、通釈が諸君の理解と違う場合は、どうしてそうなったかを考えることが、学力を増進するだいじな勉強であることを忘れないでほしい。
一 古典作品に現れる人々の生きざまは、現代にも相通じるものがあり、それは必ずや諸君の豊かな人生に資するものとなろう。
一九九〇年八月
桑原博史
1 | 万葉集・古今集・新古今集 | 7 | 今昔物語集・宇治拾遺物語 |
2 | 竹取物語・土佐日記 | 8 | 大鏡・方丈記 |
3 | 伊勢物語・大和物語 | 9 | 平家物語 |
4 | 枕草子 | 10 | 徒然草 |
5 | 源氏物語 | 11 | 奥の細道・去来抄・三冊子 (品切れ) |
6 | 更級日記・和泉式部日記・紫式部日記 | 12 | 百人一首 (品切れ) |
1. 万葉集・古今集・新古今集 目次
[万葉集]
巻第一(雑歌)・巻第二(相聞・挽歌)・巻第三(雑歌・譬喩歌・挽歌)・巻第四(相聞)・巻第五(雑歌)・巻第六(雑歌)・巻第七(雑歌)・巻第八(春の雑歌・夏の相聞・秋の相聞・冬の雑歌)・巻第九(雑歌・相聞・挽歌)・巻第十(春の雑歌・秋の相聞・冬の雑歌)・巻第十一(旋頭歌・正に心緒を述ぶ・物に寄せて思を陳ぶ)・巻第十二(正に心緒を述ぶ・物に寄せて思を陳ぶ・羇旅に思を発す)・巻第十三(相聞)・巻第十四(東歌・相聞・雑歌・挽歌)・巻第十五・巻第十六(由縁ある雑歌)・巻第十七・巻第十八・巻第十九・巻第二十
[古今集]
古今和歌集序(抄)・古今和歌集真名序(抄)・巻第一(春の歌 上)・巻第二(春の歌 下)・巻第三(夏の歌)・巻第四(秋の歌 上)・巻第五(秋の歌 下)・巻第六(冬の歌)・巻第七(賀の歌)・巻第八(離別の歌)・巻第九(羇旅の歌)・巻第十(物名の歌)・巻第十一(恋の歌 一)・巻第十二(恋の歌 二)・巻第十三(恋の歌 三)・巻第十四(恋の歌 四)・巻第十五(恋の歌 五)・巻第十六(哀傷の歌)・巻第十七(雑の歌 上)・巻第十八(雑の歌 下)・巻第十九(雑体歌)・巻第二十(大歌所の御歌・神あそびの歌・東歌)
[新古今集]
巻第一(春の歌 上)・巻第二(春の歌 下)・巻第三(夏の歌)・巻第四(秋の歌 上)・巻第五(秋の歌 下)・巻第六(冬の歌)・巻第七(賀の歌)・巻第八(哀傷の歌)・巻第九(離別の歌)・巻第十(羇旅の歌)・巻第十一(恋の歌 一)・巻第十二(恋の歌 二)・巻第十三(恋の歌 三)・巻第十四(恋の歌 四)・巻第十五(恋の歌 五)・巻第十六(雑の歌 上)・巻第十七(雑の歌 中)・巻第十八(雑の歌 下)・巻第十九(神祇の歌)・巻第二十(釈教の歌)
作品解説/収載歌索引
付録 奈良付近地図/京都付近地図/近畿地区地図/旧国名地図
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2. 竹取物語・土佐日記
[竹取物語]
かぐや姫の生い立ち・貴公子たちの妻問い・仏の御石の鉢(石作りの皇子の話)・蓬莱の玉の枝(庫持の皇子の話)・火鼠の皮衣(阿部の右大臣の話)・龍の首の玉(大伴の大納言の話)・燕の子安貝(石上の中納言の話)・御狩のみゆき(帝の求婚)・天の羽衣(かぐや姫の昇天)・ふじの煙(結び)
[土佐日記]
門出・馬のはなむけ・送別の宴・船出・元日・大湊の泊・青海原(業平の歌)・宇多の松原・羽根・精進落とし・暁月夜・やはり室津の泊(阿部仲麿の歌)・室津出港・海賊の恐れ・つまはじき・子の日の歌・阿波の水門・黒崎の松原・箱の浦・忘れ貝(和泉のなだ)・住吉・淀川・渚の院・帰洛
作品・作者解説
3. 伊勢物語・大和物語
[伊勢物語]
初冠(一段)・西の京の女(二段)・東の五条の女(四段)・通ひ路の関守(五段)・芥川(六段)・かへる波(七段)・東下り(九段)・みよし野(十段)・若草のつま(十二段)・天の羽衣(十六段)・忘れ草(二十一段)・筒井筒(二十三段)・梓弓(二十四段)・すける物思ひ(四十段)・武蔵野の心(四十一段)・ゆく蛍(四十五段)・うるはしき友(四十六段)・橘の香(六十段)・生駒の雪(六十七段)・狩の使(六十九段)・千里の浜石(七十八段)・渚の院(八十二段)・小野の雪(八十三段)・とみの御文(八十四段)・正月の大雪(八十五段)・かへでの初紅葉(九十六段)・四十の賀(九十七段)・深草の女(百二十三段)・思ふこと(百二十四段)・つひにゆく道(百二十五段)
[大和物語]
旅寝の夢(二段)・玉くしげ(四段)・蛍(四十段)・心の闇(四十五段)・なごりの藤(六十一段)・はるがすみ(六十四段)・峰のもみぢ葉(九十九段)・季縄臨終の歌と公忠(百一段)・かささぎの橋(百二十五段)・檜垣の御(百二十六段)・鳥飼の院(百四十六段)・いはで思ふ(百五十二段)・山の井の水(百五十五段)・姨捨山の月(百五十六段)・鹿の声(百五十八段)
作品・作者解説
4. 枕草子
[枕草子]
春はあけぼの(第一段)・正月一日は(第三段)・三月三日は(第四段)・思はむ子を(第七段)・大進生昌が家に(第八段)・上にさぶらふ御猫は(第九段)・清涼殿の丑寅のすみの(第二十三段)・すさまじきもの(第二十五段)・憎きもの(第二十八段)・心ときめきするもの(第二十九段)・過ぎにしかた恋しきもの(第三十段)・木の花は(第三十七段)・鳥は(第四十一段)・あてなるもの(第四十二段)・虫は(第四十三段)・にげなきもの(第四十五段)・あかつきに帰らむ人は(第六十三段)・草の花は(第六十七段)・ありがたきもの(第七十五段)・職の御曹司におはしますころ(第七十八段)・頭の中将の(第八十二段)・なまめかしきもの(第八十九段)・無名といふ琵琶の御琴を(第九十三段)・上の御局の御簾の前にて(第九十四段)・かたはらいたきもの(第九十六段)・御かたがた、君達、上人など(第百一段)・中納言参りたまひて(第百二段)・殿上より、梅の皆(第百五段)・二月つごもりごろに(第百六段)・卯月のつごもりがたに(第百十四段)・あはれなるもの(第百十九段)・はしたなきもの(第百二十七段)・関白殿、黒戸よりいでさせたまふ(第百二十九段)・九月ばかり(第百三十段)・頭の弁の、職に参りたまひて(第百三十六段)・五月ばかり、月もなういと暗きに(第百三十七段)・殿などのおはしまさでのち(第百四十三段)・うつくしきもの(第百五十一段)・心もとなきもの(第百六十段)・雪のいと高うはあらで(第百八十一段)・村上の前帝の御時に(第百八十二段)・宮に初めて参りたるころ(第百八十四段)・ふと心劣りとかするものは(第百九十五段)・野分のまたの日こそ(第二百段)・五月のばかりなどに山里にありく(第二百二十三段)・賀茂へ参る道に(第二百二十六段)・八月つごもり(第二百二十七段)・御乳母の大輔の命婦(第二百四十段)・清水のこもりたりしに(第二百四十一段)・文ことばなめき人こそ(第二百六十二段)・世の中になほいと心憂きものは(第二百六十七段)・男こそ、なほありがたく(第二百六十八段)・よろづのことよりも情けあるこそ(第二百六十九段)・大蔵卿ばかり(第二百七十五段)・うれしきもの(第二百七十六段)・雪のいと高う降りたるを(第二百九十九段)・大納言参りたまひて(第三百十三段)・跋文(第三百十九段)
作品・作者解説/枕草子関係年表
5. 源氏物語
[源氏物語]
桐壺(桐壺更衣・光源氏の誕生・桐壺更衣への迫害・飽かぬ別れ・桐壺更衣の死・蓬生の宿・小萩がもと・くれまどふ心の闇・藤壺宮の入内・光る君とかがやく日の宮)
帚木(源氏の二面性・頭中将の女性論・左馬頭の女性論)
夕顔(夕顔の咲く辺り・廃院に物の怪出現する・夕顔の死)
若紫(北山の春・垣間見・初草の生いゆく末・密会)
末摘花(前栽の雪・末摘花の容姿)
紅葉賀(源氏と藤壺の苦悩)
葵(頼もしげなき心・御禊の日・車争い・生霊の噂に悩む御息所・生霊の出現・そらに乱るるわが魂を・夕霧の誕生と葵の上の死)
賢木(野の宮・御息所との対面・朧月夜との密会・右大臣の暴露)
須磨(心づくしの秋風・恩賜の御衣)
明石(明石の月)
澪標(明石の姫君)
薄雲(うはの空なる心地・母子の別れ)
少女(夕霧の元服)
玉鬘(あかざりし夕顔・椿市の宿・衣装配り)
胡蝶(恋文)
蛍(絵物語)
藤裏葉(わが宿の藤・明石の姫君の入内)
若菜 上(いはけなき姫君・几帳のきは)
若菜 下(浅緑の文)
柏木(薫君の誕生)
御法(紫の上逝去)
幻(もしほ草)
橋姫(黄鐘調のしらべ・月見る姫たち)
総角(身もなき雛・空ゆく月)
宿木(形代の君)
東屋(衣のすそ)
浮舟(橘の小島・決意)
蜻蛉(行方知れず)
手習(浮舟の出家)
夢浮橋(薫の手紙・人のかくし据ゑたるにや)
作品・作者解説/源氏物語年立/系図
6. 更級日記・和泉式部日記・紫式部日記
[更級日記]
門出・まのの長・竹芝寺・足柄山・富士の山・富士川・帰京・梅の契り・散る桜・源氏物語・をかしげなる猫・姉の死・東山の趣・あらましごと・父のたより・父の帰京・宮仕へ・まめやかなる心・石山詣で・初瀬詣で・夫の任官・夫の死・悲しき影・よもぎが露
[和泉式部日記]
四月十余日・昔の縁・つごもりの日・五月五日・月明かき夜・すさび書き・十月十日・昼間の訪れ・決意・心のどかに・十二月十八日・正月一日
[紫式部日記]
土御門殿の秋・をみなへし・菊のきせ綿・皇子誕生・五日の御産養・宮の御しと・行幸近きころ・御草子つくり・身のうさ・あらぬ世・わが世ふけゆく・宮の内侍・和泉式部 赤染衛門 清少納言・日本紀の御局・彼岸と此岸
作品・作者解説
7. 今昔物語集・宇治拾遺物語
[今昔物語集]
源信僧都の母(巻一五-三九)・良峯宗貞の出家(巻一九-一)・頼信と盗人(巻二五-一一)・馬盗人(巻二五-一二)・盗人を欺いて逃れた男(巻二八-一六)・谷に落ちた国の守(巻二八-三八)・つはものだてける者(巻二八-四二)・葦刈り(巻三〇-五)
[宇治拾遺物語]
竜門の聖、鹿に代はらんとすること(第七話)・易の占ひして金取り出すこと(第八話)・秦兼久、通俊卿のもとに向かひて悪口のこと(第一〇話)・児のかいもちひするに空寝したること(第一二話)・田舎の児、桜の散るを見て泣くこと(第一三話)・厚行、死人を家より出すこと(第二四話)・袴垂、保昌に会ふこと(第二八話)・絵仏師良秀、家の焼くるを見て喜ぶこと(第三八話)・因幡国の別当、地蔵造りさすこと(第四五話)・小野篁、広才のこと(第四九話)・佐渡国に金あること(第五四話)・清水寺へ二千度参り双六に打ち入るること(第八六話)・信濃国の聖のこと(第一〇一話)・猟師、仏を射ること(第一〇四話)・博打、聟入りのこと(第一一三話)・伴大納言、応天門を焼くこと(第一一四話)・蔵人得業、猿沢の池の竜のこと(第一三〇話)・河原院、融公の霊住むこと(第一五一話)・夢買ふ人のこと(第一六五話)・頼時が胡人見たること(第一八七話)
作品・作者解説
8. 大鏡・方丈記
[大鏡]
雲林院の菩提講(序)・花山天皇の出家(帝紀・花山院)・帝紀余談(帝紀・後一条院)・小松の帝と基経(太政大臣基経)・道真の左遷と時平の大和魂(左大臣時平)・佐理の大弐(太政大臣実頼)・公任三船の才(太政大臣頼忠)・宣耀殿の女御(左大臣師尹)・後少将義孝の往生と行成の機知(太政大臣伊尹)・右大将道綱の母(太政大臣兼家)・伊周・隆家と道長(内大臣道隆)・肝試し(太政大臣道長-その一)・弓争い・三月巳の日の祓へ(太政大臣道長-その二)・道長と詮子(太政大臣道長-その三)・鶯宿梅・貫之と躬恒とエピローグ(昔物語)
[方丈記]
[一] 序-行く河の流れ-・安元の大火・治承の辻風・治承の遷都-その一-・治承の遷都-その二-・養和の飢饉-その一-・養和の飢饉-その二-・養和の飢饉-その三-・元暦の大地震・処世の不安
[二] 出家遁世・日野山の閑居-その一-・日野山の閑居-その二-・日野山の閑居-その三-・閑居の気味-その一-・閑居の気味-その二-・閑居の気味-その三-・早暁の念仏
作品・作者解説
9. 平家物語
[平家物語]
祇園精舎(巻第一)・殿上闇討(巻第一)・鱸(巻第一)・かぶろ(巻第一)・祇王(巻第一)・鹿の谷(巻第一)・足摺(巻第三)・競(巻第四)・橋合戦(巻第四)・月見(巻第五)・文覚荒行(巻第五)・小督(巻第六)・入道死去(巻第六)・忠度の都落ち(巻第七)・猫間(巻第八)・宇治川先陣(巻第九)・木曾の最期(巻第九)・忠度の最期(巻第九)・敦盛の最期(巻第九)・海道下り(巻第十)・那須与一(巻第十一)・能登殿の最期(巻第十一)・六代(巻第十二)・女院出家(灌頂巻)・大原御幸(灌頂巻)・女院死去(灌頂巻)
作品・作者解説
10. 徒然草
[徒然草]
つれづれなるままに(序段)・いでや、この世に生まれては(第一段)・あだし野の露消ゆる時なく(第七段)・世の人の心惑はすこと(第八段)・家居のつきづきしく(第十段)・神無月のころ(第十一段)・同じ心ならん人と(第十二段)・一人灯のもとに(第十三段)・和歌こそ、なほをかしきもの(第十四段)・いづくにもあれ(第十五段)・人は、己をつづまやかにし(第十八段)・をりふしの移り変はるこそ(第十九段)・なにがしとかや言ひし世捨て人の(第二十段)・よろづのことは(第二十一段)・何事も、古き世のみぞ(第二十二段)・飛鳥川の淵瀬(第二十五段)・静かに思へば(第二十九段)・人の亡きあとばかり悲しきは(第三十段)・雪のおもしろう降りたりし朝(第三十一段)・九月二十日のころ(第三十二段)・手のわろき人の(第三十五段)・朝夕隔てなく馴れたる人の(第三十七段)・名利に使はれて(第三十八段)・ある人、法然上人に(第三十九段)・因幡の国に(第四十段)・五月五日、賀茂の競べ馬を(第四十一段)・春の暮れつ方(第四十三段)・あやしの竹の編戸のうちより(第四十四段)・公世の二位のせうとに(第四十五段)・老い来りて、初めて道を行ぜんと(第四十九段)・応長のころ、伊勢の国より(第五十段)・亀山殿の御池に(第五十一段)・仁和寺に、ある法師(第五十二段)・これも仁和寺の法師(第五十三段)・家の造りやうは(第五十五段)・久しく隔たりて会ひたる人の(第五十六段)・大事を思ひ立たん人は(第五十九段)・真乗院に盛親僧都とて(第六十段)・名を聞くより、やがて面影は(第七十一段)・世に語り伝ふること(第七十三段)・蟻のごとくに集まりて(第七十四段)・つれづれわぶる人は(第七十五段)・屏風・障子などの絵も文字も(第八十一段)・羅の表紙は(第八十二段)・法顯三蔵の、天竺に渡りて(第八十四段)・人の心すなほならねば(第八十五段)・ある者、小野道風の書ける(第八十八段)・奥山に、猫またといふもの(第八十九段)・ある人、弓射ることを習ふに(第九十二段)・牛を売る者あり(第九十三段)・その物につきて(第九十七段)・荒れたる宿の、人目なきに(第百四段)・高野證空上人(第百六段)・女の物言ひかけたる返事(第百七段)・高名の木登り(第百九段)・明日は遠き国へ(第百十二段)・宿河原といふ所にて(第百十五段)・友とするにわろき者(第百十七段)・養ひ飼ふものには(第百二十一段)・人の才能は(第百二十二段)・高倉院の法華堂の三昧僧(第百三十四段)・資季大納言入道(第百三十五段)・花は盛りに(第百三十七段)・悲田院堯蓮上人は(第百四十一段)・心なしと見ゆる者も(第百四十二段)・能をつかんとする人(第百五十段)・西大寺静然上人(第百五十二段)・世に従はん人は(第百五十五段)・筆を執れば物書かれ(第百五十七段)・一道に携はる人(第百六十七段)・さしたることなくて(第百七十段)・降れ降れ粉雪(第百八十一段)・相模守時頼の母は(第百八十四段)・城陸奥守泰盛は(第百八十五段)・ある者、子を法師になして(第百八十八段)・今日はそのことをなさんと思へど(第百八十九段)・夜に入りて物の映えなし(第百九十一段)・人の田を論ずる者(第二百九段)・平宣時朝臣(第二百十五段)・後鳥羽院の御時(第二百二十六段)・よき細工は(第二百二十九段)・園の別当入道は(第二百三十一段)・よろづのとがあらじと思はば(第二百三十三段)・主ある家には(第二百三十五段)・丹波に出雲といふ所あり(第二百三十六段)・八つになりし年(第二百四十三段)
作品・作者解説/徒然草関係年表
11. 奥の細道・去来抄・三冊子 (品切れ)
[奥の細道]
出発まで・旅立・草加・室の八島・日光・那須・黒羽・雲岸寺・殺生石・蘆野・白河の関・須賀川・安積山・忍ぶの里・佐藤庄司が旧跡・飯塚・笠島・武隈の松・仙台・壺の碑・末の松山・塩竈明神・松島・瑞巌寺・石の巻・平泉・尿前の関・尾花沢・立石寺・最上川・出羽三山・酒田・象潟・越後路・市振の関・黒部・金沢・多太神社・那谷・山中・全昌寺・潮越の松・福井・敦賀・種の浜・大垣
[去来抄]
行く春を・此木戸や・清滝や・病雁の・岩鼻や・うづくまる・夕暮れは・野明いはく
[三冊子]
不易流行・高悟帰俗・私意を離れよ
付 笈の小文(造化随順)・韻塞(柴門の辞<許六離別の詞>)
作品・作者解説/奥の細道俳句索引
12. 百人一首 (品切れ)
<略>
作品・作者解説/百人一首分類表/上句索引/下句索引/作者索引