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『新編現代文[改訂版]』の「夢見る力」(小栗康平著)に「となりのトトロ」の一場面と思われる絵が掲載されています。ここでは、少女が一人しかいませんが、主人公の少女は、二人いるのではないでしょうか。 |
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編集部が、編集過程で、スタジオジブリのスタッフの方に問い合わせたところ、次のような回答をいただきました。
二人の少女、サツキ(五月)とメイ(MAY=五月)は、一人の少女から分化していった人物であり、ポスターの少女は、サツキとメイの原型であるようです。 |
高等学校 国語総合 古典編 |
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三省堂の『高等学校 古典B 漢文編』『精選 古典B』、『高等学校 国語総合 古典編』、『精選 国語総合(古典編)』『明解 国語総合(古典編)』では、『白氏文集』を、「はくしぶんしゅう」と読んでいますが、「はくしもんじゅう」という読み方が一般的なのではないでしょうか。どうして、「はくしぶんしゅう」と読んでいるのでしょうか。 |
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『白氏文集』は、平安時代にわが国に舶載されて以降、「はくしぶんしゅう」と呼ばれました。平安期以後も、しばらくは、「もんじゅう(もんじふ)」の例は見られません。 やがて、明治中期頃より、「呉音・漢音」、「読みぐせ」などの問題が複雑に絡まって、「もんじゅう」という読み方が流布したと考えられます。 以下に参考文献をご紹介します。
こうした研究成果を反映して、弊社高等学校国語教科書では、「はくしぶんしゅう」という読み方を採用しています。 |