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*「サンプルページ」は画像ファイルで別画面に表示します。 |
過去10年間の入試史料問題の頻出部分を全公開。5段階の・出題頻度・でどこまで学習すべきかを明示。右ページには史料の・口語訳・を完全掲載し重要事項に解説を付す。暗記すべき部分が最も効率よく学べる問題集。
このシリーズは必須ポイントだけを整理し、急所をついた参考書。「これだけは完全に覚えておいてもらいたい」最重要基本ポイントを整理した。頻出問題の解法,応用がきく解法,正解を引き出すてがかり,重要知識事項の整理,受験生の陥りやすい注意点などを,受験指導の権威がわかりやすく解説。入試対策はもちろんのこと,日常学習にも最適。

おかげさまで、前者『ポイント攻略日本史のそのまま出るパターン1問1答』が好評です。「いつ書店にいっても〈即日完売〉状態で、なかなか手に入れることができない。」との話を多く聞きます。
やはり、入試問題で、何がどう出されるかを知りたがっている受験生が多いことを痛感しました。
そこで、今回は「そのまま出る史料」です。史料問題は、
1 「何がどう出されるのか」が非常にワンパターンである。
2 入試に出る部分をきっちり暗記していないと、得点できない。
3 苦手にしている受験生が非常に多い。
4 比較的やさしい問題しか出題されていない割に、受験生の正答率は非常に低い。
このことからわかるように、史料問題は、得点差がつく割に、問題はやさしいという非常に効率のよい分野です。本書の「1問1答」部分で、効率よく頻出部分をマスターしてください。また最近は、単に、史料の頻出部分を暗記しているかではなく、史料文に書かれてある内容をきっちり理解しているかどうかを問う問題が増えています。そこで、右ページには史料の口語訳を掲載しました。この口語訳を熟読することによって、さらに深い歴史学習を行ってください。そして、章末の「実戦入試問題」で、実際の入試問題にぶつかって演習すれば、もうこわいものなしです。ぜひとも、本書で「最も効率のよい史料問題対策」を行ってください。
最後に、「こういう問題集が欲しい」と私に熱っぽく語ってくれた、私の授業を受けている生徒の皆さんに感謝します。おかげさまで、皆さんの情熱に十分答えることができる本ができあがりました。
1995年 恵風 全谷俊一郎 |